カリスマ作家J.T.リロイの正体がバレ、ウィノナ・ライダーら有名セレブが「詐欺に加担」と大ひんしゅく!
カリスマ的人気を獲得していた作家J.T.リロイが、実在しない人間であることが明らかになった。
彼の小説は「元男娼で麻薬常用者だった男性が書いた自伝」と信じられていたが、ニューヨーク・タイムズによると、実際は40歳の中年女性ローラ・アルバートが架空の小説を書き、人前に出る際はサバンナ・ヌープという女性にJ.T.リロイを演じさせていたという。
この事実を認め、謝罪したのは、ローラ・アルバートの元恋人でサバンナの兄ジェフリー・ヌープ(39歳)。彼はローラと16年間交際していた。
2人はサンフランシスコで同棲していたが、昨年12月に別れ、現在は若い息子の親権を巡って彼女と争っている。
これに付随して、J.T.リロイの友人を公言し、小説を絶賛していたコートニー・ラヴ、ロザリオ・ドーソン、テイタム・オニールらには、一様に白い目が向けられているようだ。
ニューヨーク・ポスト紙は、J.T.リロイの自伝を映画化した女優アーシア・アルジェントは、彼が実在しないことを知っていたのではないかと推測している。騙された形になった映画関係者は、激怒しているらしい。
しかし、さらに深刻なのは、詐欺の片棒を担いだと思われても仕方ないウィノナ・ライダーだ。
(ウィノナ・ライダーとJ.T.リロイを演じるサバンナ・ヌープ)
同紙によると、彼女は2003年のバニティ・フェア誌に、ジョニー・デップと別れた頃、10代の浮浪児だったルロイと出会い友人になったと語っていたという。
問題の発言は以下のようなものだった。
「私はオペラの2枚のチケットを持っていた。それで浮浪児だった彼に“オペラを見る?”と声をかけたの。彼は“ああ、なんてことだ!僕は本当にこれが見たかった!”と言った。」
「確か『ラ・ボエム』だったと思う。彼はオペラの上演中、ずっと泣いていたわ。以来ずっと私は彼に恋をしているの。」
この件に関してウィノナ・ライダーの代理人は、コメントを拒否していると同紙は伝えている。
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