マーロン・ブランド、最後の役はおばあちゃん。

ソースはhttp://www.cnn.com/2004/SHOWBIZ/Movies/07/15/film.brando.last.role.ap/index.html
Marlon Brando(マーロン・ブランド(関連記事)の最後の仕事は、2006年公開予定のアニメ"Big Bug Man" のMrs. Sour役だった。
このアニメはキャンディ工場の労働者(Brendan Fraserブレンダン・フレイザー) が虫にかまれたとたんスーパーパワーを得るストーリーで、Brandoはキャンディ工場の経営者Mrs. Sourの声を担当した。
わずか3シーンの出演で、収録は一日で終わったという。"The Simpsons"で有名な脚本家でこの映画の助監督も兼ねるBob Bendetsonによると、彼はブロンドのカツラを被り、ドレス、白い手袋とフルメイクで女装して収録現場に現れたという。
Bendetsonは"彼はとってもゴージャスだったよ。収録の途中で暑くなってカツラは取ったけどね。彼は人が混乱しているのを見るのが好きなんだよ。"と語っている。彼は当初キャンディ工場を搾取する巨漢の経営者役をBrandoにオファーしたが断られ、彼は代わりにしわくちゃのブロンドのおばあちゃん役を希望したという。
この収録は昨年6月10日に彼の自宅で行われた。彼はとても体調が悪く、1日に6時間の酸素補給を必要としていたため、外出したくても自宅を離れられなかったのだ。それでBendetsonはレコーディング・スタッフを派遣し、彼は寝室のカウチに座って録音したという。
Bendetsonは続ける"彼はイコンとして扱われることを望んでいなかった。彼と仕事をするときは、普通の男として話さねばならない。彼はとてもanti-Hollywoodだが、それは彼の一面にすぎない。"
Brandoは唯一、イラン産のキャビア、輸入チーズと赤ワインを贈り物に持ってくるよう希望したという。それは彼の大好物だった。