honeywestがお薦めするクリスマス・ソング

本日はちょっと趣向を変えて私お薦めのクリスマス・ソングを紹介してみたいと思います。クリスマスを歌った曲だとクリスマスにしか聴けないので、あくまでクリスマスの雰囲気にあった曲を選んでみました。（洋楽オンリーです。ごめんなさい。）
洋楽好きなら自分の好きな曲を集めたオリジナルのアルバムを作って大切な人と一緒に聴く、これが最高ではないでしょうか。

Wham!（ ワム！）が好きなんだけど、手垢の付き過ぎたLast Christmas(ラスト・クリスマス)を聴くのは恥ずかしい...という方にお薦めなのがDifferent Corner（ディファレント・コーナー）。エコーの効いたシンセや George Michael（ジョージ・マイケル）の歌声がクリスマスにマッチします。
Wham!　Different Corner

Music From the Edge

Steely Dan（スティーリー・ダン）やDonald Fagen（ドナルド・フェイゲン）の曲には雪、夜などといったキーワードに合う曲が多く、なかでもDeacon Blue（ディーコン・ブルー）のバンド名の元となったDeacon Bluesはこの季節に合います。
こういった落ち着いた曲を10代の方がパートナーに薦めたりすれば間違いなく一目置かれるはず。もしあなたが普段バカやったりしているお茶目な方なら、なおさら効果的です。
オールタイム、オールジャンルで選ばれる名盤に必ずランクインするDonald Fagenのファースト・ソロ"The Nightfly（ナイトフライ）"。このアルバムは名曲ぞろいですが、敢えて1曲選ぶとすれば"Maxine（マキシーン）"。イントロのピアノ・ソロからあなたは大人の夜の世界に引き込まれます。
The Nightflyの11年後に発表されたセカンドKamakiriad（カマキリアド）ではさらに洗練され進化した音に載った変わらぬ歌声が聴けます。"Tomorrow's Girls"もお薦めですが、"Snowbound"は雪に覆われた町並みの様子が歌詞に出てくるのでクリスマスに適しています。
Steely Dan　Deacon Blues

A Decade Of Steely Dan

Donald Fagen　Maxine

The Nightfly

Donald Fagen　Snowbound

KAMAKIRIAD

"Ally McBeal（邦題：アリーMYラブ）"が好きな海外ドラマ・ファンならRobert Downey Jr.(ロバート・ダウニー・ジュニア)とスティングが共演した"Every Breath You Take"がお薦め。カントリータッチのアレンジで、オリジナルよりも落ち着いた仕上がりになっています。
挿入歌として使われたJosh Groban（ジョシュ・グローバン）の "You're Still You" や"To Where You Are"、映画"The Polar Express（邦題：ポーラー・エクスプレス）" (2004)のエンディング・テーマ"Believe"もいいですね。この季節になるとつい信心深くなってしまう、そんなあなたに最適です。
Sting and Robert Downey Jr　Every Breath You Take

アリー・myラブ〜フォー・ワンス・イン・マイ・ライフ〜オリジナル・サウンドトラック

Josh Groban　To Where You Are
Josh Groban　You're Still You

Josh Groban

ポーラー・エクスプレス オリジナル・サウンドトラック

とにかく音が綺麗なPrefab Sprout（プレファブ・スプラウト）。彼らの曲には星という言葉がよく歌詞に出てきます。アンドロメダ星をテーマにしたこのアルバムには、時代に左右されない名曲が詰まっています。
Prefab Sprout　Andromeda Heights

Andromeda Heights

永遠の少年Roddy Frame（ロディ・フレイム）のAztec Camera（アズテック・カメラ）"Walk Out to Winter"。ネオアコといえば夏というイメージがありますが、この曲は別。雪が降りしきる中でも外に出て遊びたくなります。
Aztec Camera　Walk Out to Winter

The Best of Aztec Cameira

Cocteau Twins（コクトー・ツインズ）が、独特の美意識を持つイギリスのインディペンデント・レーベル4ADから、アーティストを使い捨てにすることで知られるメジャーのフォンタナへ移籍した第一弾のアルバム"Four-Calendar Cafe"。言葉より音の響きを重視したインディーズ時代に比べて、非常に聴きやすくなっています。Evangelineは、美しく荘厳なElizabeth（エリザベス）のヴォーカルと宇宙を感じさせるほどの音の広がりを感じさせる1曲です。
Cocteau Twins　Evangeline

Four-Calendar Cafe

Ennio Morricone（エンニオ・モリコーネ）といえば"Cinema Paradiso"（ニュー・シネマ・パラダイス）という方が多いと思いますが、彼は多作で知られ、他にもたくさんの素晴しい曲があります。Belinda May（ベリンダ・メイ）は軽いボサノバタッチのお洒落な音と幾重にも重なったスキャットが聖夜の夜を彩ります。
Ennio Morricone　Belinda May (From l'Alibi)

ラブ・モリコーネ

もちろんJohn Lennon（ジョン・レノン）のHappy Christmas (War Is Over)やBing Crosby（ビング・クロスビー）のWhite Christmasなどクリスマスの定番もいい曲だと思います。でも私は人と同じものがイヤというひねくれ者なので、クリスマスのオムニバスに入っていない曲を選んでみました。
少しでも皆様の参考になれば幸いです。