"The Village"パクリ疑惑、訴訟に発展?

honeywest2004-08-14

ソースはhttp://story.news.yahoo.com/news?tmpl=story&cid=598&ncid=762&e=13&u=/nm/20040810/film_nm/leisure_thevillage_dc
出版社Simon & Schuster Inc.のスポークスウーマンは、先週月曜日"The Village"(関連記事)を配給したThe Walt Disney Co. と"The Village"の脚本と監督を担当したM. Night Shyamalan(Mナイト・シャマラン)を訴える用意があることを発表した。
映画"The Village"の内容は彼らが出版する児童書に酷似しているという。この映画は初登場1位を記録し、ヒットに恵まれないDisneyの今年最高のオープニング記録を樹立していた。次週も2位の高記録で、トータル$85.6 millionの興行収入を上げている。
先週、この映画のストーリーとラストのどんでん返しが1995年に出版されたMargaret Peterson Haddix(マーガレット・ピーターソン・ハディックス:写真左)の処女作"Running Out of Time"(ランニング・アウト・オブ・タイム:写真右)に酷似していると報じられていた。
Haddixは、ファンやジャーナリストからの電話やメールによって類似を知り、Shyamalanに原作を売ったのかと聞かれた、とロイターに語った。彼女はShyamalanやDisneyと話したことがないという。
彼女は"確かに興味深い状況です。私はこの件について対応を考える必要があります。" とコメントしている。
DisneyとShyamalanの制作会社Blinding Edge Picturesは、声明文の中で"彼らの主張は根拠がないと信じている"とコメントしている。
Shyamalanの映画は毎回いろんな映画との類似性が指摘され、彼の映画を見てデジャブを感じる人も少なくないだろう。例えば"The Sixth Sense(邦題:シックス・センス)"で母親が台所で霊の存在を確信するシーン。椅子と扉という違いはあるが、ここで"Poltergeist(邦題:ポルターガイスト)"の同様シーンを思い出した人もいるだろう。
彼は以前にも、ペンシルベニアの映画脚本家に2002年の映画"Signs(邦題:サイン)"は彼の未映画化の脚本"Lord of the Barrens"の盗作だと主張され、訴えられている。"Running Out of Time"と"The Village"は"のどかな19世紀の町で、大人たちは子供達から同じ秘密を守り続けていたが、勇敢な旅行者が薬を得るため危険な森を通り抜け、平和が破られる。"という内容が共通している。
彼女はこの本に対して2度の選択権を持ち、1度はNickelodeonの所有するViacom Incで、2003年5月まで映画化しない契約になっていたという。Simon & SchusterはViacomの出版部門である。
彼女は先週"The Village" を見たが、この映画について意見を述べることを拒んだ。"他の人たちが指摘したのと同じ類似性を私も見たとだけ言いましょう"と彼女は言った。
Simon & SchusterのスポークスウーマンTracy van Straatenは"弁護士が当方の法的権利を再確認しています。この本は50万部以上を売り、賞を取った児童書です。だからこの本は我々にとって無名な本ではないのです。" とコメントした。"Running Out of Time"はエドガー賞にノミネートされ、各国でミステリー本のトップ賞を得ている。
Haddixは"Running Out of Time" のアイデアをインドでジャーナリストとして働いている時に思いついたと語っている。彼女は人気シリーズ"Shadow Children"などの16冊の本を出版している。