"I, Robot"のロボット・デザインは盗作?

honeywest2004-07-23

ソースはhttp://story.news.yahoo.com/news?tmpl=story&cid=794&e=20&u=/eo/14531
(写真左:Chris Cunninghamクリス・カニンガムの1998年のPV、Bjorkビョークの"All is Full of Love"。 写真右:Alex Proyasアレックス・プロヤス監督の2004年の映画"I, Robot")
先週全米で公開され、No.1ヒットとなった映画"I, Robot"のロボット・デザインに盗作疑惑が持ち上がっている。この映画に出てくるロボットは、1998年の Björkの"All is Full of Love" に出てくる "Björkbot" にそっくりなのだ。
"Björkbot"はイギリス生まれのビデオ監督、Chris Cunninghamによってデザインされた。彼とFOXは、この件に関してコメントを発表していない。
"Björkbot"は滑らかな肌の細身のロボットで、顔はBjrkになっている。Alex Proyasが監督した映画"I, Robot"のロボットは、顔はもちろん違うが、同様の特徴を持ち、肩部分のワイヤー露出まで同じだ。
Cunninghamはロボット映画"A.I.: Artificial Intelligence"で特殊効果を担当しているが、この映画には関わっていない。彼のデザインから"Björkbot"を作ったPaul Catlingも同様にクレジットがない。
RobotStore.comを運営するカリフォルニアの会社Mondo-tronicsの社長Roger Gilbertsonは、"ロボット映画は、常に時代を反映する鏡で、映画人は観客の見たい形を作ってきた。映画"Forbidden Planet"に登場したロボット、Robbyは、1950年代の大きな肩のロボットの手本となった。"I,Robot"のロボットと"Björkbot"は、滑らかな肌、スポーツ選手のような体つきで筋肉が見え、今の時代のロボットの形を示している。Chris Cunninghamを焼き直しする代わりにクールな新しいデザインを生むことを議題にしてはどうだろう?Björkは今やロボット種族のEve になったのかい?"とコメントした。
Alex Proyasは常日頃、""The Matrix(邦題:マトリックス)"や"Underworld(邦題:アンダーワールド)"の黒いコートは、俺の映画"The Crow(邦題:クロウ 飛翔伝説)"(1994) の衣装をパクっている。"と公言しているだけに、自身が盗作疑惑に巻き込まれるとはなんとも皮肉だ。