メリー・ジェーン・ワトソンのキャスティングについて

当初この役はKate Hudson(ケイト・ハドソン)にオファーされたが、彼女はこの役を断って"The Four Feathers(邦題:サハラに舞う羽根)"(2002)のヒロイン、Ethne Eustace役を選んでしまう。こうしてKirsten Dunst(キルステン・ダンスト)のMary Jane Watson(メリー・ジェーン・ワトソン)が誕生した。
Kate Hudsonは"Almost Famous(邦題:あの頃ペニー・レインと)"(2000)でSarah Polley(サラ・ポーリー:役のキャラクターが気に入らず降板)の、"How to Lose a Guy in 10 Days(邦題:10日間で男を上手にフル方法)"(2003)でGwyneth Paltrow(グウィネス・パルトロー)彼女はコケた"View from the Top"(2003)を選び降板)の代役を務めてキャリア・アップしてきた。
代役がきっかけでポストと呼ばれるまでに成長した彼女が、自分に最初に来たオファーを断りその映画は記録的な大ヒット、一方彼女の最新作"Raising Helen"(2004)は興行的失敗、ということを考えると皮肉なものだ。