"マッハGoGoGo"の実写版映画が制作再開。

honeywest2004-06-28

米映画大手映画会社ワーナー・ブラザースは24日、少年レーサーが活躍する日本のアニメ"マッハGoGoGo(英題:Speed Racer)"の実写版映画制作を再開することを発表した。
この作品の映画化プロジェクトは、ここ10年近く目立った動きがなかったが、俳優Vince Vaughn(ヴィンス・ボーン:写真)が自身のストーリー案をワーナーに売り込んだことから、実現に向けて一気に加速することとなった。
業界紙デーリー・バラエティーによると、ワーナーは当初ミュージック・ビデオ出身の監督Julien Temple(ジュリアン・テンプル)と個性派俳優ジョニー・デップの主演で映画化する考えだったが、予算の関係で計画は中断した。
このため、制作費がかさむ自動車レースのシーンより家族の物語を重視したVaughnの案は、好意的に受け止められているという。
ワーナーの広報担当者は、映画化権を保有しているプロデューサーのJoel Silver(ジョエル・シルバー)が脚本家の選定に入っていることを明らかにした。
Vaughnはエクゼクティブ・プロデューサーも兼ねる見通しで、主人公の「スピード」こと三船剛ではなく、剛を一流レーサーに育てようとする謎の覆面レーサー役を希望しているという。