全米興行成績、"スパイダーマン2"が2週連続第1位。

honeywest2004-07-13

ソースはhttp://www.cnn.com/2004/SHOWBIZ/Movies/07/11/box.office.reut/index.html
初日の興行収入で過去最高の約4050万ドル(約44億円)を稼いだSam Raimi(サム・ライミ)監督の映画"(邦題:スパイダーマン2)"が、今週も4600万ドルを売り上げ、2週連続No.1をキープした。
1億ドルを超えればヒットと呼べるハリウッド映画で、この映画はトータル2億5730万ドルを稼ぎ、まさに驚異的ヒットとなった。すでに同キャストで続編"Spider-Man 3"の制作が決定。公開は2007年に予定されている。
サタデー・ナイト・ライブ出身の人気コメディアン、(ウィル・フェレル)主演で70年代のニュースキャスターを描いたコメディ"Anchorman"は予想を上回る健闘をみせ、2800万ドルで初登場2位となった。
続いて初登場3位は、アーサー王伝説をリメイクした"King Arthur"。主演はClive Owen(クライブ・オーウェン)と今が旬のKeira Knightley(キーラ・ナイトレイ)。公開後3週目に入ったMichael Mooreマイケル・ムーア)監督のドキュメンタリー"Fahrenheit 9/11(邦題:華氏911)"は、先週の2位から4位に後退した。

メリー・ジェーン・ワトソンのキャスティングについて

当初この役はKate Hudson(ケイト・ハドソン)にオファーされたが、彼女はこの役を断って"The Four Feathers(邦題:サハラに舞う羽根)"(2002)のヒロイン、Ethne Eustace役を選んでしまう。こうしてKirsten Dunst(キルステン・ダンスト)のMary Jane Watson(メリー・ジェーン・ワトソン)が誕生した。
Kate Hudsonは"Almost Famous(邦題:あの頃ペニー・レインと)"(2000)でSarah Polley(サラ・ポーリー:役のキャラクターが気に入らず降板)の、"How to Lose a Guy in 10 Days(邦題:10日間で男を上手にフル方法)"(2003)でGwyneth Paltrow(グウィネス・パルトロー)彼女はコケた"View from the Top"(2003)を選び降板)の代役を務めてキャリア・アップしてきた。
代役がきっかけでポストと呼ばれるまでに成長した彼女が、自分に最初に来たオファーを断りその映画は記録的な大ヒット、一方彼女の最新作"Raising Helen"(2004)は興行的失敗、ということを考えると皮肉なものだ。